FORMER JAPAN
REP SPEAKS

日本代表経験者は語る
平成8年卒
川嵜 拓生

2000年 日本代表

(ラグビーを始めたきっかけ/幼少の頃)
同じ社宅に住んでいた少し年上のお兄ちゃんに誘われて、千葉の松戸少年ラグビースクールでラグビーを始めました。松戸自衛隊の敷地の中のグランドで練習をしていました。どんな練習をしていたかはほとんど覚えていませんが、ある先生が「キックオフキャッチから11秒あればトライ出来る」と言った言葉だけはなぜがずっと忘れずに覚えています。その後は、小学校4年の時に福岡に引っ越して、草ヶ江ヤングラガーズに入り、中学校3年までプレーしました。

(修猷ラグビーの想い出/先生・チームメイトなど)
修猷でラグビーをやっていた頃を思い返すと、練習はとにかくやったと思います。岡本先生の指導のもと、体力トレーニングとメンタルを鍛えるトレーニングは厳しかった。天候によって砂場のようになったり、沼のようになったりするグランドを繰り返し走り、鍛えられました。一方で戦術的なアタックを教えていただき、考えて練習することも教えていただきました。岡本先生、清水先生、守田先生、森部さん、内藤さん、岡部さん、堀内さんなど、素晴らしい先輩たちに出会い、私たちを支援してくれました。

(大学・社会人での出来事・想い出)
大学では、全国レベルでのラグビーを経験したいと思い、「PからG O」で大学選手権を沸かせるなど、自由な発想で新しい戦術を取り入れるラグビーが魅力だった同志社大学ラグビー部に入部しました。ラグビーでは、いい面も悪い面も経験しましたが、ここでも岡先生やO Bの林敏之さん、平尾誠二さんなど、魅力的な人に出会うことが出来ました。特に林さんの勝負に対する情熱は凄まじく、試合前のロッカーは狂気の沙汰。大学生の私は圧倒されました。

(日本代表での思い出/試合・メンバー・遠征地・試合相手など)
日本代表では出場試合数も少なく、正直思い出はあまりありませんが、代表で試合に出るまでのU23や日本A代表でのプレーは、ラグビー選手として、成長を感じることができる期間でした。特に日本A代表の合宿や試合は、当時22、23歳で経験も浅い私にとって社会人のトップ選手と一緒に練習や試合をして、経験を積む貴重な時間でした。どんな相手でもやってみないとわからない(必要以上に恐れない)。勇気を出してプレーしない限りチームから認められない。ということを学びました。

(後輩へのメッセージ/修猷でラグビーをして良かったことなど)
現役ラグビー部の皆さんへ
修猷ラグビー部へようこそ。皆さんには素晴らしい未来が待っています。試合に勝つこともあるだろうし、負けることもあると思います。どんな時でも、私たちO Bは、皆さんを応援し、支援します。たくさんの仲間を作り、お互いを支えながら、全力でラグビーに取り組んでください。