FORMER JAPAN
REP SPEAKS

日本代表経験者は語る
平成10年卒
山本 英児

2001年 日本代表

2001年 日本代表

修猷らしいラグビーで目指せ花園!

<ラグビーを始めたきっかけ>
小学2年の夏に福岡市へ引越した際、サッカーのクラブチームに入部するために練習の見学で舞鶴公園に行ったところ、サッカーチームの姿はなく、草ケ江ヤングラガーズが練習しているところを見て「ラグビーしたことがないからやってみたい」と言った(らしい)ことがきっかけで草ケ江に入部しました。何度もラグビーをやめたいと両親に言いましたが、自分がやりたいと言ったから、、とやめることができませんでした。

<修猷の思い出>
打倒ヒガシに向けて、同期と共に厳しい練習に耐えながら取組んだ3年間があったからこそ、大学・社会人でもラグビーを続け、日本代表として貴重な経験を積むことにつながりました。
ヒガシと普通に戦っても勝てない。体格もスキルも劣る自分たちがどうしたら勝てるかということを常に考えること、そして実行するために徹底して練習することなどについて、岡本先生、瀬尾先生から学んだことはラグビーだけでなく社会人として仕事をする上でも活かすことができる財産です。

<大学での出来事、思い出>
慶應大学では2年の時に、阿久根先輩(1996年卒)、川尻先輩(1997年卒)と共に、大学日本一となったことが1番の思い出です。大学1年の時に、15年ぶりに大学選手権に出場し、準決勝で明治に逆転負けを喫しました。その逆転トライの映像を何度も繰り返し見て、悔しさを常に頭に入れながらチームが一つになって練習に励んだ結果、優勝することができたことは、歓喜という経験だけでなくプロセスも含めて貴重な経験となりました。

<日本代表での思い出>
学生日本代表、日本代表A代表などを経て、日本代表合宿に呼ばれ、2001年に韓国代表戦で初CAPをいただきました。2003年以降はセブンズ日本代表として、ワールドシリーズで世界各国の大会への遠征や香港で開催されたセブンズW杯(2005年)に出場することができましたが、その中でも2006年にドーハで開催しれたアジア大会に主将として出場し、金メダルを獲得できたことは1番の思い出です。

<修猷でラグビーをして良かったこと、後輩へのメッセージ>
私自身が大学や社会人とそれぞれのステージで様々な貴重な経験を積むことができたのは、岡本先生、瀬尾先生などの指導者やOBの皆さま方に未熟な自分を一から育てていただき、苦楽を共にした同期の仲間と共に厳しい練習を乗り越えてきた修猷ラグビーの3年間のお陰です。
後輩の皆さんは、多くの先輩方が築き上げてきた伝統ある修猷ラグビー部の3年間で、多くの経験を積んでください。そして、支えてくれている家族、先生、仲間への感謝の気持ちを持って、練習、勉強に励んでください。
花園を目指し、修猷らしいラグビーを観るのを楽しみにしています。そして、ラグビーだけが全てではなく、社会に出て活躍する人材に1人でも多く巣立っていくことを願っています。