OB各位
4/25(土)の長崎南山高校戦(福大G)を観戦された先輩から「観戦・分析レポート」いただきましたので、転載(ご本人承諾済、一部編集)させていただきます。
修猷館 12-19 長崎南山
(前半12-0、後半0-19)
kouno
以下、転載文 <<或るOBの観戦記>>
【戦評】
先の選抜大会で常翔啓光学園を破りベスト8と波に乗る長崎南山高校を迎えての練習試合。1月の試合では惜敗しているだけに今回の戦いは非常に興味深いものである。
曇り空に強風という悪条件の中キックオフ。開始早々キーマンのSO鑓水が負傷退場(天王寺高との交流試合での負傷いまだ癒えず心配である。)となる。しかしその直後にCTB大石のキックパスが見事に決まりFB下川→WTB清原とつなぎ先制トライ(7-0)。その後再び相手ゴール前に攻め込みSH松本の相手裏への絶妙のキックからトライ(12-0)。上々の出来でFWも接点でよくファイトし南山FWを圧倒している。(この時点で「今日はもらった」と思ったのは私だけではなかったはず。)残念なのは、前半終了間際相手ゴール前でのPK。FWで持っていったが惜しくもノックオン。公式戦であればショットの選択か?ただ、ここで決め切れなかったのが結果として後半に響いた。
後半に入ると、南山が積極的に前へ前へ。BKラインもオフサイドと思われる出足(某OBのF氏「ありゃオフサイドやろうもん!」)で修猷サイドが若干受けに回ってしまった感がある。自陣ゴール前南山PKから修猷得意のキックパスを逆に決められトライを許す(7-12)。ミスが目立ち始めた修猷館。再びゴール前から南山FWに持っていかれトライ(12-12)。立て直しを図る修猷館。しかし、オフサイド気味の南山BKのプレッシャーで攻めあぐねる。相手陣まで攻め入ったボールを明らかにオフサイドと思われる南山BKに奪われ一気に持っていかれ決勝トライを奪われた(12-19)。
前半の出来が良かっただけに残念なゲームである。新人戦の福高戦、関西遠征での天理戦と強豪校に対し互角以上の戦いをしながらの惜敗……。競ったゲームでの今一つの我慢。福高定期戦、九州大会へ向け現役諸君の更なる鍛練を期待します。ケガ人は早く治して頑張れ!
(追伸)Bチームは19-0で勝利。1年生も3名出場。1年生FB中村がトライを決め期待の持てる新人が活躍しました。