OB各位
九州大会福岡県大会準々決勝が、グローバルアリーナで行われました。 観戦された先輩から「観戦記」をいただきましたので、転載(ご本人承諾済、一部編集)させていただきます。
修猷館6-24筑紫
(前半3-17、後半3-7)
kouno
以下、転載文 <<或るOBの観戦記>>
【戦評】
九州大会出場に向け最大の難関である筑紫戦。普段の実力が出せれば良い勝負になるはずと昨年来のリベンジを期待しOBや保護者、そして中嶋館長先生や教頭先生も応援にかけつけていただいた。(中嶋館長ブルポロを着ての応援ありがとうございます!)
前半風下の修猷館はキックオフから相手陣へ攻め込む。5分、相手陣でオフサイドの反則を得てショットを選択。CTB岸田のゴール成功し幸先よく先制(3-0)。その後もマイボールからバックスに展開するが、筑紫のディフェンスもきつくなかなか攻めきれない。(このとき渡邊先生から「キックを使え!」との声が飛ぶ。)13分、キックで地域を取られ自陣へ攻め込まれ、筑紫FWの連続攻撃でトライ(3-7)。17分、自陣ゴール前ヤンボールラインアウトからピールオフを見事に決められトライ(3-12)。(見事なサインプレーではあったが、一発で決められるディフェンスも甘い!)試合は完全に筑紫ペースとなり逆の意味で風下の修猷館はよくしのいでいたのだが、前半終了間際、またしてもヤンボールラインアウトからFWで持ち込まれトライを許す(3-17)。風下とはいえボール支配は筑紫が圧倒的に上回り修猷らしさが感じられない。しかし、風上の後半へ期待は残るぎりぎりの点差ではある。
後半風上を利して相手陣へと攻め込む。5分、またしても相手陣でペナルティを得て、再び岸田のゴール成功(6-17)。「よし!後半はいける。」と思ったものの、なかなか修猷ペースにならない。最近安定感のあったFWがマイボールラインアウトをキープできない。サイド攻撃も筑紫の出足に押され気味。BKもボール支配率が低いこともあり得意のキック攻撃がほとんどできない。密集からの球出しが遅いため筑紫ディフェンスラインのプレッシャーに負けている。得点が動かないまま20分が過ぎる。22分、自陣で筑紫の攻撃。またしてもFWのサイド攻撃で縦を突かれ決定的なトライを奪われた。(6-24)
結果的に、またしても筑紫戦ノートライ(昨年度から3試合連続ノートライ)。個々人の実力差(体格差も含め)はそんなに大きくないと思うが、やはりチーム力として筑紫に負けていた。点数差以上にボール支配は圧倒されていたように感じる。現役諸君、残された全国大会予選に向け一層の精進をし、筑紫へのリベンジ、そして東福岡へ挑戦してくれ!特に3年生は悔いの残らないよう頑張ってくれ!