先日の練習試合の結果を、ご報告させていただきます。
修猷館A 5 - 45 小倉A
(前半 5‐12、 後半 0‐33)
修猷館B 46- 0 香椎・早良 (30分ハーフ1本)
観戦された先輩から「観戦レポート」いただきました。「続きを読む」に転載(ご本人承諾済、一部編集)させていただきましたので、こちらも是非ご一読ください。
kouno
<小倉高校戦観戦記>
スコアを見ると一方的にやられたような感じだが、実力的には力の差はそれほどないと感じられる試合であった。
FWリーダー田中③、BKリーダー吉永⑬が怪我で欠場となった試合。
FWはキャプテン古城⑥と新3年生メンバーでカバーできるが、BK陣は吉永不在で小倉BKとどう戦うかが課題である。
前半10分に小倉BKの連続攻撃で先制トライを許す(0-5)。
しかし、立上りはBKも粘り強いタックルと新3年生折居⑮の好キックで五分の展開。
15分、敵陣に攻め込みマイボールラインアウトからモールで持ち込み同点トライ(5-5)。
ラインアウトはマイボール100%キープ。山下②のスローインとジャンパーとのコンビが安定し、ゴール前ラインアウトは修猷館のトライパターンと言える。
スクラム、モールも小倉FWを凌駕しており、この日もFWの健闘は光った。
前半は修猷館優勢の観がある。このまま同点で終了かと思われたが、終了間際に自陣ゴール前ペナルティから速攻で回されトライを奪われる。
時間がないことは分かっていたはずで、ここは何としても体を張って耐えるところであった。結果的には、この流れがそのまま、後半の点差となって現れたと言える。
後半はバテテきたこともあるのか、雑なプレーが目立ち始めた。
FWの集散も遅れ気味となり、BKも安易なキックからのビッグゲインを許しトライを奪われるなど、一気に得点差が開いてしまった。
佐賀工業戦同様、後半のスタミナ切れという課題が浮き彫りにされた試合であった。同時に、前半の頑張りぶりからすれば、決してかなわない相手ではない、という大きな自信を現役諸君が手に入れたのではないかと思う。今は体づくりを中心の練習でありながらも、正月のワールドユース予選から強豪校との練習試合により、連携によるアタック、ディフェンスが形になりはじめ、確実にチーム力は上がってきているように感じる。
福高定期戦、春の九州大会福岡県予選が、まもなく始まる。新3年生、新2年生、練習・試合のなかで、気迫のプレーを新1年生に見せてやってくれ。
期待に胸を膨らませ入部してくる新1年生に、「修猷ラグビー部員としての勝利」の喜びを、一つでも多く体験させてほしい。君達にしかできない事です、頼みます。これから共に戦ってゆく仲間を迎える第一歩として、現役諸君の一層の精進に期待する。