先日の練習試合の結果を、ご報告させていただきます。
修猷館A 21-14 石見智翠館A
(前半14-7、後半7-7)
/// 西日本シティ銀行 西新町支店 普通 1336258 修猷館ラグビーOBクラブ ///
前半8分、自陣10㍍付近からCTB杉町がキックパス、WTB中村(拓登)がキャッチし、内側のFB染原にパス。そのままトライ(7-0)
そこから一気に攻めたいところであったが修猷館は単純なミスを連発。攻め手を欠き、逆にテンポを上げてきた石見知翠館高の攻めに対して、ディフェンスラインが対応しきれず受けにまわりはじめる。石見知翠館もミスは多いもののSHが好リード。突破力のあるペネトレーターの縦を織り交ぜながらフェイズを重ねる。
前半12分、完全に受けにまわった修猷館は石見知翠館に少しずつながら差し込まれる。FWの戻りもだんだんと緩慢になり、そこを容赦なく突いた相手SHが無人のラックサイドを快走しトライ。(7-7)
前半18分、修猷館はまたもやキックパスをインゴールに蹴り込みトライを狙うもチェイサーが反応できずデッドに。
前半24分、自陣スクラムから8→9。球を受けたWTB出海が大きくゲイン。その後ペナルティーをもらった修猷館はSH諸岡が速攻。これでオーバーラップができその後外に展開。最後はWTB中村(拓登)がトライ。(14-7)
この後はスコア動かず前半終了。
後半先にスコアしたのは石見知翠館。
5分、中盤から相手WTB14がステップであっさりタックラーを振り切り快走。最後はフォローしてきた相手WTB11がトライ。(14-14)
同点に追いつかれた修猷館も黙ってはいない。
後半12分、8→9からCTB杉町が縦に切れ込みゲイン、捕まるものの素晴らしいオフロードパスで外にフォローしたWTB中村(拓登)、さらにCTB永富とつないでトライ。(21-14)
しかし、ラストプレーでラグビーにおける理解度の低さを露呈。勝っている試合のラストプレーは、タッチに蹴り出して試合を終わらせるのが常套手段であるが、ここから修猷館は全く意図のない攻撃を仕掛ける。
そして、フェイズを重ねた後、これもまた全く意図のないキックで相手にカウンターの機会を与えてしまう。幸いにもスコアは動かずフルタイムとなったが、このような時間のマネジメントは試合を経験するなかでの早急な改善が必要だろう。
パス、タックル、ラン等の基本プレーが大事なのは言うまでもないが、県大会を勝ち抜くためには、これにプラスαであるマネジメントの力が重要になってくる。